先週末は、同じ学校に滞在中の日本人の女の子のルームメイトのTrineが自宅に招待してくれ、
学校のあるSKIVEから1時間ほどのIKASTという街に行ってきました。
元々農家だったという広い中庭のある、コの字型のプランの大きいお家です。
内装のデザインはパパとママが、改装はパパがほとんど一人でしたそうです。
(現在も進行中だそう)
白いペンキで塗られた壁に、板張りの天井、その見切りがロープで納まっていました。
広すぎず、暖炉を囲んだ低めの天井が心地よいリビングは、
ウェグナーのロッキングチェアにモーエンセンのソファ、
ペンダントライトはPHランプ、オーディオはB&O、、、と北欧デザインのオンパレード。
でも彼ら曰く、自分たちはミドルクラスだそう。
そうやって本物に触れて生活することが、普通なんですね。
そして北欧デザインの家具や絵と、アートクラスを選択しているTrineの作品と共に、
アフリカの置物がバランスよく飾られていたのですが、
なぜなら3年ほどタンザニアで生活していた彼ら。
デンマークで生活していた時は仕事が忙しく、
週末は洗濯や掃除、お庭の手入れなどで子供たちと触れ合えなかったので、
子供が小さいうちにしかできない特別な経験をしよう、ということで移住していたそう。
スローライフ、と言われる北欧ですが、決して彼らが特別な生活をしているのではなく、
仕事を変えて、住むところを変えてでも自分の望むライフスタイルを手に入れよう、
という考え方が素敵だなあ、と思います。
また離婚率が高いデンマークですが、
考え方が合わないのなら無理して一緒にいる必要はない、
という考え方もそこに通じるのかな、と思います。
広い庭に面した明るいキッチンで作ってくれる
パパとママの手料理もおいしかった!
(一緒に用意して、片付けしてました)
庭で採れたベリーで作ったジュースとか、パパが作った蜂蜜とか、
庭で飼ってる鶏が生んだフレッシュな卵とか、
パパのお兄さんの庭で採れたリンゴて作ったケーキとか、、、
オーブンにぼん、と豚を放り込んで、
用意してる間に甘いものを食べながらおしゃべりしたり、
時間の使い方が上手いなあ、とほんと思います。
ここは庭に出る勝手口みたいなところなんですが、
そこもちょっと庭で採ってきた枝を置いてみたり、上手く使ってました。
折り紙で鶴を作って遊んでいたのですが、
それも枝にぶら下げてかわいく飾ってくれました。
家も現在進行中だそうですが、
さらにサマーハウスを建てる(パパが!)計画もあるそうです。
5年くらいかけてゆっくりやるつもり、だそうです。
(ちなみにすでにサマーハウスは一つ持っているそう)
生活を楽しむ、ということが上手い人たちだな、と思いました。
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- 2006/11/21(火) 21:13:01|
- denmark
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| コメント:1
素敵なおうちだね~
こんなお家に住みたいなって思う私の憧れだわ。
日本で生活してると、現実問題ばかり考えちゃって、自分たちの生活のために
海外移住したり、生活環境がらっと変えたりってなかなか出来ないもんね。
でもいろんな国のいろんな人の考え方、生活習慣って刺激的だよね。
これからの自分の人生感が変わる感じ。
毎日の生活を楽しく素敵に過ごすのって幸せなことだね。
- 2006/11/22(水) 14:15:19 |
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